O大学ブログ

大分の大学生です。数名でリレーブログを行っております。メンバーの一人はサッカーの1級審判員になるため、日々精進しております。

リスペクト

 全ての人間関係の基本はリスペクト(敬意)だ思います。サッカーから何を学んだかと言われるとこの一言に尽きます。これは友人でも恋人でも上下関係でも取引先でも全て同じだと思います。試合中バチバチにやり合う選手でもこの考え方がしっかりしている人は、ピッチ内外で見せる顔が違います。だからこそ、こちらも試合中は割り切ってサッカー内のこととして強く接することが出来ます。

 

 そもそもリスペクトとは「相手を大切に思う事」です。見返りを求めることではありません。だから何をしてくれたかは関係ないし、それは相手の問題。こちらはどんな人でも大切に思いたい。リスペクト出来ていなかったり、相手にイライラする時は自分の器が縮まっているのだと思って反省します。

 

 ここに来ていろいろなカテゴリーで試合に出る中で、JやJFLなど、高いレベルを知っている人ほど本当に謙虚で優しい人が多いなと実感します。上からみたいになりますが、そのような人が身近にいてくれたからこそ人間的にも成長出来たのかなと。

 

 だから周りからの印象で人付き合いをしないようには気をつけています。(教員としては当たり前ですが。。)

 

 また、自分に対して敬意を表してくれる人も態度や行動で分かります。全員に敬意を払うのは基本としても、やはりそのような人達と行動を共にしたい。それが自分の成長にも繋がるのではないかと思います。

 

 しかしながら、時間にルーズであったり、しっかりと謝罪出来ない人に対しては嫌悪感を覚えることもあります。これは誰にでもあることかもしれません。しかし、その相手が悪意を持っていることは稀です。言わば「天然」なだけなのかもしれません。そういう時、「悪い人」ではなく、「自分とタイプが違う人」なのだと考えます。水タイプと炎タイプで、どちらが悪いわけでもないけど相性が合わないような。そういう時は黙って距離を取ります。合わないといって攻撃していいはずはない。そのような行動もリスペクトだと考えます。つい愚痴が出てしまう人は相手の意図として悪意があるのかどうか考え直してみては。

 

 4年間やってきてピッチ内だけ上手くなっても仕方ありません。人間的にも大きくなれるように頑張っていきたい。

 

N.K